移住について

移住体験(8月15日~8月20日)の日記

8月15日から8月20日までの6日間の移住体験日記です。東京から参加のSさんはお一人で陸別町での体験です。特に自然体験が楽しみという事で、陸別町の豊富な自然を体験します。



2010年8月15日 曇りのち雨 1日目

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陸別へは前日の夜遅くに入り、この日はオーロラハウスに宿泊しました。
移住体験はりくべつ鉄道からスタートしました。

8:45
本日は、終日りくべつ鉄道でボランティアです。鉄道車両やトロッコを所定位置まで回送するところから作業は始まります。
旧盆なのでお客さんは通常の週末よりも多いのですが、特に本日は旧盆中最多で、乗車体験者は153名に達しました。お客さんと列車本数が通常よりも多いため、ボランティア側は全員が、受付などお客さん対応の仕事か、線路の保安要員(旗振り)に回りました。また、午前と午後の2回、転車台にハイモ(作業用の機関車)を載せて手動で転回させるイベント「転車でGO!」が開催され、こちらも盛況でした。
100815転車台.jpg天気を心配しながらの営業となり、午後は小雨が降ったり止んだりのあいにくの天気となってしまいましたが、大雨にはならず、無事故で終えられたのでとりあえず一安心です。
今年は銀河線陸別駅開業から100年の節目の年です。これを機に、りくべつ鉄道を積極的に活用した町の一層の活性化を期待したいところです。

16:30
町の移住担当の菅原さんと住宅に行き、オリエンテーションと申込手続を行いました。ごみの分別が17種類にも分かれるとの説明に、感心しました。

18:30
銀河の森天文台での天体観望会に参加する予定でしたが、雨足が強くなり星空は見えないため、今回は中止しました。

本日は天候にはあまり恵まれませんでしたが、その分気温が低く、昨日まで猛暑の東京にいた身としては、大変快適に過ごせました。今晩は、りくべつ鉄道ボランティアを一緒に行った横浜の知人が同泊します。



2010年8月16日 曇りのち晴れ 2日目

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9:30
役場へ出向き、佐々木課長、菅原さんとの面談。
天気が回復したので北稜岳登山へ出かける旨話すと、先日の大雨で倒木や崩壊が起きている可能性があるので、無理しないようにと警告されました。

11:00
関寛斎資料館が無料開放中だったので見学。本人の生い立ちと陸別開拓の歴史がよくわかりました。陸別移住の原点のような方ですね。

12:30
北稜岳登山開始。登山者名簿を見ると、入山頻度は10日に1回程度と少なく、単独行か20名前後の集団が多かったです。
100816北稜登山口.jpg
途中、倒木が3ヶ所ありましたが、登山道は支障しておらず、歩行には問題ありませんでした。




100816北稜倒木.jpg片道3km弱、標高差580mと短いですが、頂上付近はかなりの急傾斜で本格的な登山道でした。頂上からは雄阿寒・雌阿寒岳がうっすら見える程度の眺望で、オホーツク海側は雲の中でした。



100816北稜山頂.jpg植生は山頂までトドマツ混交林で、花又は実のある植物を記録しながら登ったところ、35種類確認できました。登山口の沢を渡る橋にオオバコがびっしり生えており、それを踏んで入山するため、登山道の中腹までオオバコが侵入しており、植生への影響が気になります。



16:00
北稜岳より下山すると、何と佐々木課長と菅原さんが登山口で出迎えておりびっくり。ご心配をおかけしました。
林道脇でフキとコゴミを少し頂き、そのまま北見へ向かいました。

18:30
北見の喫茶にて、銀河線沿線応援ネットワークのSL映画試写会に参加しました。住宅に帰ったのは夜9時半でした。



2010年8月17日 晴れ 3日目

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8:30
銀河線沿線応援ネットワークの活動の一環で、上士幌町糠平のひがし大雪博物館を訪問。学芸員の方と、博物館の分館に当たる鉄道資料館の運営について懇談しました。
引き続き、鉄道資料館に移動し、指定管理者として運営に当たるNPO法人ひがし大雪アーチ橋友の会の方と懇談しました。「十勝の鉄道トロッコ」として糠平・新内・陸別の合同チラシをこのNPOが作成しており、上士幌町内でもりくべつ鉄道がPRされていました。
100817糠平鉄道資料館.jpg
13:30
上士幌町内で昼食後、ナイタイ高原牧場へ。十勝平野の広大な風景に感動しました。
足寄・陸別町内で買い物・所用を済ませ、住宅に帰りました。


100817ナイタイ高原.jpg

18:00
庭の手入れ。伸びすぎているカボチャの剪定や、倒伏していたコスモスを引き起こし、野菜を頂きました。



2010年8月18日 晴れ 4日目
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10:00
「森林体験」としてふれあいの森へ。森林体験コース1.8kmを回りました。北稜岳の植林と違い、こちらは天然のエゾマツ混交林です。根元の朽ちた木が倒れ、コケやキノコが生えて土に還っていく、天然更新の様子が手に取るようにわかりました。
100818森林体験.jpg

13:30
公共施設見学のつもりでしたが、野外の名所見学となりました。カネラン峠、イベント広場、オフロードの車庫、浄水場の跡地、史跡ユクエピラチャシ跡を回りました。さらに、他の方ならばまず行かないと思われる、気象庁アメダス観測所と斗満のしばれ研の観測サイト(らしき場所)にも特別に連れていってもらいました。「日本一しばれる町」の最低気温記録が、最近は出ていないとのことです。斗満には牧歌的風景が広がっていました。
役場の菅原さんには1日お世話になりました。

100818斗満.jpg

15:30
庭の手入れ。コスモスの倒伏がなかなか防げません。昨日から気になっていた、樹木に這い上がったカボチャの蔓を、身支度を整え除去しました。

17:30
6月の移住体験者である札幌のNさんが訪問しました。私が移住体験を申し込んだのは、この方の紹介がきっかけです。隣近所にあいさつした後、夕食を共にしました。

20:30
多少雲が多かったのですが、銀河の森天文台へ行きました。雲と月明かりで星空はやや見にくいものの、天の川、木星、M57リング状星雲などを観察できました。
展示は今までしっかり見る機会がなかったのですが、個人的には中2階総合観測室の展示が大変興味深く、オゾン層や宇宙線・オーロラの観測、南極氷床ボーリングの掘削実験の様子が展示されていました。日本の地球環境研究の基礎的データ取得に、陸別の地が重要な役割を果たしていることを初めて知りました。このような形で陸別が貢献している点を、もっと積極的にPRすべきではないかと思いました。
帰りは斗満へ夜のドライブ。直線道路の上に浮かぶ月が幻想的な風景でした。キタキツネにも出会いました。
100818月と道路.jpg






2010年8月19日 晴れ 5日目
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8:30
近所の方のインターホンで起こされ、体験者不在中も庭の手入れ(草刈りや石拾いなど)を行ってきたことを聞きました。大変ありがたいことです。
午前は室内で、植物調査のデータ整理で時間が過ぎました。

13:30
札幌のNさんが再び訪問しました。今から役場に行くとのことで、私も役場に用事があるため同行しました。
16日夜に北見でお会いした銀河線沿線応援ネットワークの市議会議員と偶然にも一緒になり、このお二方と町長室を訪問しました。金澤町長と田中副町長が、お忙しい中時間を割いてくれました。
その後総務課に呼ばれ、菅原さんに陸別と小利別の気象データ(メッシュ気象値データ)の見方を説明しましたが、少々専門的で難しかったでしょうか。今回に限らず、銀河線関係で過去数年来お世話になっているこの町に、ふるさと納税をして帰りました。
お二方には体験住宅に寄って頂き、庭の野菜を持ち帰ってもらいました。この後移住体験者がいなくなれば、折角育てた野菜は腐ってしまうため、町民の方々にもお分けしたらよいと思います。
100819野菜.jpg







16:00
札幌のNさんの案内で、小利別の工房TOMOを訪問。工房の坂井さんは新潟出身、私は金沢にかつて在住、Nさんは先日富山を訪問したばかり(私も行きました)とのことで、北陸の話題でも盛り上がりました。
100819工房TOMO.jpg






2010年8月20日 晴れ 6日目
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9:30
室内を掃除し、おみやげに庭の野菜を少し摘みました。
その後、りくべつ鉄道の事務室と商工会にあいさつに行きました。

14:00
住宅の鍵を返納し、退去。

短い期間でしたが、楽しく、かつ快適に過ごさせて頂きました。帰ってしばらくは、猛暑が体に堪えるかもしれません。
役場の皆様、ご近所の皆様、りくべつ鉄道その他の方々には、この1週間大変お世話になりました。ありがとうございました。
陸別へは今後とも訪問したいと思いますので、その折にはよろしくお願いします。


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